まだ日本人が知らないネパールの秘境「マディ」に行くべき5つの理由 Madi in Chitwan,Nepal.

日本では奥地にある一軒家や世界の秘境を訪ねるテレビ番組が人気ですね。なかなか行けない秘境の様子を見れるのは楽しいですよね。

さて陸の孤島ネパールは秘境の宝庫ともいえる場所ですが、今回は比較的気軽に行けるネパールの秘境の一つ「マディ(Madi)」に、ぜひ行ってみるべき5つの理由をご紹介したいと思います

マディはどこにある?

ネパール人以外でマディという名前を聞いたことのある人は少ないと思います。

私たちは最初、地図を見ていてこのマディという場所を見つけ、その秘境感から「一度行ってみたい!」と思うようになりました。

ではまずこのマディの地図をご覧ください

マディ世界遺産“チトワン国立公園”の後ろにある村です。地図で見ると、二等辺三角形を逆さにしたような形をしていて、左上はチトワンのジャングルに、右上はパルサーのジャングルに、南はインドに続くジャングルに囲まれています。

そして地図を見るとその村に行くには、北側からチトワン国立公園の中を突っ切る道が一本と、南側からインドから国境を越えて入る道、東側からジャングルをかすめて入っていく道しかありません。つまりほぼ四方をジャングルに囲まれた村。まさに秘境感あふれる場所なのです!

ある時、ネパリの友人と話していると、実家はマディにあるという話に。
「へぇー、マディが実家なの?」前からマディに興味があったので食いつくこぴら。
「デーレイ ガウン ホ(ものすごく田舎よ)」と友人。

さらにくわしく話を聞いてみると、マディへは、チトワン国立公園の玄関口の都市バラトプルからバスで2時間で着くとのこと。しかも途中チトワンのジャングルの中をローカルバスで30分走って行けるらしいということが分かりました。

マディは英語表記では「Madi」ですがカタカナ読みで「マディ」と言っても通じません。舌を「R」の形で巻きながら「ディ」と発音するとそれっぽくなります。バスを探すときは「マディマ ジャンチャ?(マディへ行きますか?)」と聞くのが良いでしょう。

では、私たちが実際に行ってみて感じた、秘境マディに行くべき理由を5つご紹介します

理由① たった150円のバス代で、ジャングルライドを楽しめる

私たちがマディに行ったのは2年近く前だけど、バラトプルからバスでRp.150でした。チトワン国立公園内をジープライドするのに、最低でもRp.3200はかかります。そう考えるとたった150ルピー=150円でジャングルライドができるんだから、何とお得なんでしょう!

jangle
チトワンのジャングルの入り口
bus ride in chitwan
ジャングルの入り口でトイレ休憩。これからバスでジャングルを横切ります

マディに実家がある友人の話では、鹿イノシシだけではなく、タイミングが良ければクマバーグ(トラ)も、時には目撃できるらしいです。そう考えると、動物好きならマディに行かない理由が思い当たりません!

 

こぴら
たった30分だけどジャングルの中を走るのはワクワクしたね。鹿さんも見れたしね!
サントス
そうだね…クマも見てみたいなぁ

理由② バス代150円でアドベンチャー体験もできる

madi country

 

マディへのバス旅で体験できるのはジャングルライドだけではありません。マディには大小何本も川が蛇行して流れていますが、どれも川には橋が架かっていません。昔はあったのですが洪水で流されてしまったようです。なのでバスは川を突っ切って向こう岸まで渡ります。

baffalow in river
雨季で川が増水していた

日本ではありえない体験に少しびくびくしながらも、たったのRp.150で楽しめるアクティビティ体験に、チャッカ パリョー(驚いた!)。

bus go into ariver

私たちのバスもここを渡ります

またチトワン国立公園は、おもにソウラハを拠点にサファリを楽しめますが、ソウラハはすっかり観光地化されています。それに比べて、マディは手つかずの自然がそのまま残っています

ジャングルのきわを散歩すると、野生動物の群れも見られます。こぴらは子どもの頃、家の裏山をあちこち探検するのが大好きでした。あの時のどきどきした気持ちは今でもよみがえりますが、マディでは作られていないアドベンチャー体験ができるのが何よりの魅力です。

地元の人の生活の足に乗りながら、手軽にテレビのリポーターにでもなったようなアドベンチャーが体験できるのです。探検好きなあなたはもうマディに行きたくなってきたに違いありません。

マディのジャングルのきわの散策は、水辺を歩きます。履きやすいウォーターライドタイプのサンダルを持参しましょう!こぴらは宿のオーナーからビーチサンダルを借りましたが、歩きにくく大変でした(-_-;)

理由③ 昔のネパールへタイムスリップできる

old houses

陸の孤島だけあってマディは結構な田舎です。なので都市部とは町の風情がガラッと変わります。写真のような瓦屋根の家やがあったり、水牛の牛車が普通にメインロードを走っています。マディには昔ながらのネパールがまだまだ残っています。

レトロ好き、民族好きな皆さんにもぜひその独特の風情を楽しんでほしいです。

理由④ バードウォッチャ―の楽園

bird waching
ロッジのコテージから.入れ替わり鳥たちがやってくる 写真はカワセミ

a bird in chitwan of nepal

 

チトワン県は、世界もっとも多くの種類の野鳥が見られる場所として知られていますが、マディではとりわけいろんな野鳥を見ることができます。種類もそうだけど、数も多かった!冬には普段は高山に住んでいるネパールの国鳥ダーンフェ(ニジキジ)も見ることができるそうです。

daanfe in nepal
@skeezee

 

四方をジャングルに囲まれているため、心なしか鳥たちものびのびしているように思えました。

バードウォッチング好きを名乗るなら、マディは一度訪れなければいけない場所です。

 

♠私たち愛用の双眼鏡です。本格的なつくりとスペックにもかかわらず比較的安価。これでたくさんの鳥や星が見られます。

理由⑤ マディの宿『Shanta Ghar Resort(シャンタガールリゾート)』が素晴らしい

our roge

私たち調べでは、マディにはホテルは1軒だけです。私たちが泊まったのは『Shanta Ghar Resort(シャンタガールリゾート)』。藁ぶき屋根の木造の小洒落た…いえ簡素なコテージです。でも部屋の前のデッキに座ると、周囲には川や田んぼの景色が広がり、昼間には木々には野鳥の群れが飛び回る。

そんな静かな空間が楽しめ、そして夜には川沿いに蛍も飛び回る様子も見られます。私たちも普段はなんだかんだとあわただしく過ごしているのですが、バカンスを過ごすのが苦手な日本人の私たちでも何日もそこに滞在して、本でも読みながら過ごしたくなる居心地のよい静かな宿でした。

delaux room
デラックスルーム寝室。隣にベンチスペースもあり
サントス
シャンタガールから見た鳥たちは最高だったな~
こぴら
それにご飯が美味しかった~

オーナーも親切で、早朝には格安でジャングルウォークに連れて行ってくれました。近くにレストランもないので、食事はすべて宿で取ることになるのだけど、奥さんの手料理は外れがなく美味しい。ネパールの家庭の味を楽しむことができるのもこの宿の魅力です。

普段は忙しさやストレスでいっぱいなあなたも、陸の秘境マディでならゆっくりとした時を過ごせること請け合いです。

in shanta ghar
お昼のロティ ギウ(バター)が入ってボリュームがありました

※シャンタガールとはネパール語で「静かな家」という意味です。

Shanta Ghar Resort
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マディへの行き方

バラトプル空港から向かう

マディへはバラトプルの空港近くのバス乗り場「チョウビスコティ」から、ローカルバスで行きます。チョウビスコッティから『Shanta Ghar(シャンタガール)』までは約2時間半。30分に1本ほどマディ行きのバスが出ています。車掌さんに、「マディのシャンタガールまで」というと、近くで降ろしてくれると思います。

ソウラハからマディへ向かう

ソウラハの近くのタリからローカルバスでバラトプルのチョウビスコッティまで向かいます。マヘンドラハイウェイをローカルバスで30分ほどでチョウビスコッティに到着。もしくは、ソウラハからツーリストバスでもチョウビスコッティまで行ってもらえるか、ソウラハのツアーデスクで確認してみよう。

ローカルバスは大きい荷物があると、屋根に乗せられてしまいます。なるべく最小限の荷物で行きましょう。ソウラハのホテルに荷物を預けてマリに行き、一泊してからまたソウラハに戻るのも良いでしょう。

ジャガトプルから向かう場合

もしくはマリ行きを考える場合、チトワン国立公園に入る拠点を、ジャガトプルにするのも良いと思います。ジャガトプルはマディに向かうチトワンのジャングルの入り口の町です。ジャガトプルには質の高いホテルが多数あり、そこからさまざまなアクティビティを楽しめます。

ジャガトプルのアクティビティはソウラハより多少割高ですが、動物の遭遇率はソウラハより良いと聞きます。

まとめ

町の三方をジャングルに囲まれた秘境の町マディの魅力を、実際に行ってみた感想をもとにお伝えさせていただきました。あなたもこれで、マディに行かない理由が見当たらなくなったことと思います。

チトワン国立公園を訪れる際には、ぜひ足を延ばしてみましょう。忘れらない思い出ができることをお約束します。

 

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