代用麺で本格ラーメンを作る 海外生活お役立ち情報【食材編】③

海外食材お役立ちシリーズ第3弾は「ラーメン」です。

日本を訪れる観光客に人気がある食べ物は、ラーメン! そして、海外にいる日本人が恋しくなるのも、ラーメン!

海外在住の皆さん、ラーメン欲は満たせていますかぁ?今日は、不便なネパールの地方都市で暮らす私たちのラーメンライフをご紹介したいと思います。

ネパールのラーメン事情

 

ネパールの家庭で食べらているラーメンは、インスタントラーメンだけです。

そして、インスタントラーメンは「チャウチャウ」と呼ばれています。


チャウチャウとは正しくはCGという会社の商品名なのですが、ネパールでは他のメーカーの物も含めて一般的にインスタントラーメンの事を「チャウチャウ」と呼んでいます。

ramen
バドバティーニでのラーメン陳列棚の様子。商品の置き方がなんとも乱雑…(笑)

 

ネパールのインスタントラーメン文化と需要については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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instant noodle in nepal

 

ネパールのラーメン屋さん

 

しかし!
海外生活あるあるかもしれませんが、時には無性に本格的なラーメンが食べたくなることもあります。
醤油ラーメン・味噌ラーメン・豚骨ラーメン・つけ麺 思いだすと頭がラーメンでいっぱいに・・・

 

もちろん海外でも比較的手軽にラーメンが食べられる場所もあると思います。マレーシアのクアラルンプールにいた時には、ショッピングモールでは日本の有名店も含めけっこうラーメン屋を見かけました。

 

実際ここネパールでも、カトマンズ市内やポカラの観光客エリアでは昔からラーメンを出す日本食レストランがあります。
最近ではラーメン屋ラッシュが起きていて、相次いでラーメン専門店がオープンしていますし、中華料理店で麺料理を食べることもできます。

 

でも、ちょっと地方に行くと本格ラーメンを食べられる店はなかなかないんですよね。
私たちの街も人口数十万のそれなりの規模の都市なのですが、ラーメン屋どころか中華料理屋すらありません。

※日本のラーメンと中華料理の麺は全く違う!一緒にするなどけしからん!という過激派の意見は、ちょっと横に置いておいてください。そんな贅沢な論争をネパールでしても意味がありません…(+_+)

 

なので、食べたければ作る!の精神で、サントスは必要な材料をもっていって手作りするようになりました。

それで今回は、海外生活でもそこそこ満足のいく、私たちのラーメンライフについてご紹介します。

 

 

こぴら&サントスのラーメンライフ

スープはどうする?

 

通りすがりさん
Q.「スープはどうやって作るの?」
サントス
A.「自分で作るのは大変だから、スープは日本から持っていくべし!」

いきなり代用品の話でなくてすみません… でもいろいろ試した結果、スープは日本から持って行ったほうが良いという結論になりました。

 

ラーメンスープの材料と言えば、鶏ガラ、豚骨、魚介などでしょうか。

ネパールでも肉は手に入るのですが、ガラや骨はまず手に入りません。なぜなら骨ごとぶった切って売ってしまうから。
しかもスープを一から作るとすると、大きな寸胴も必要になるし、煮込む時間やガス代などもばかになりません。
なので自作マニアのサントスも、スープを作るのは断念しました。

 

私たちには日本にいる時から愛用しているラーメンスープがあるので、ネパールにもそれを持っていっています〔最後に紹介しています〕。

消費期限は常温でも半年程度はあるので、できるだけ長いものを選んで、多少期限を過ぎてもいいかという気持ちで多めに持っていきます。

2週間に1回食べるという計算で、8カ月×2回×2人で32食。これだけ持って行って重さは1.5kg程度。ラーメンライフのためには必要な投資です。
小袋なら、スーツケースの隅っこにいれればそれほどかさばることもありません。

私たちが買うのはあご醤油、味噌、豚骨、つけ麺の4種類。暑い時期はつけ麺中心、寒い時期は味噌多めというように、どれくらい食べたくなるか予想して持っていきます。

 

soup

サントス
こぴらはどの味が好きなんだっけ?
こぴら
とんこつは間違いないし、味噌も本格的だし、つけ麺も魚介の出汁が利いていて美味しいし…
サントス
ほぼ全部やんっ!…

…そうなんです。創味食品さんのラーメンスープ、クオリティが非常に高くて、どれも美味

日本に帰国しても、このスープと製麺所の麺があれば、わざわざラーメンを食べに行く必要を感じないくらい完成度が高いんです!まぁ、美味しいチャーシューが食べたくてラーメン屋にはいきますが…(*^^*)

 

とはいえ、そういうラーメンスープがないのであれば、鶏ガラスープ(ウェイパーや創味シャンタンなど)でラーメンスープを作ることができます。

私たちもこの種の鶏がらスープは日本から2缶ほど持っていくのですが、やはり醤油ラーメンや塩ラーメン以外は自作が難しいので、やっぱり小袋のラーメンスープも持っていくのがおすすめです。

創味シャンタンの会社のホームページにレシピがありますので、参考になさってください。

このレシピのいいところは、創味シャンタンと醤油以外、酒やみりんなどの調味料を使っていないこと。ネパールでは酒やみりんも貴重品なんです…

他には、鶏がらスープと醤油、味噌があれば、ピーナツバターを加えてなんちゃって担々麺も作れますよ!
この作り方は別の記事でご紹介します。

麺は裏技を使って代用!

そして、つぎに麺です!

通りすがりさん
Q.「中華麺は調達できるの?」
サントス
A.「中華麺がなければ、パスタで食べればいいじゃないか!」

パスタでラーメンと聞いて、え~!と思われる方もおられるかもしれませんね。ええ、私もそうでした。
でもラーメンの麺の代用って意外に難しいんですよね。
実は私たちがラーメンで困ったのは、スープより麺をどうするかです。

 

基本的にご飯文化のネパールですが、間食用に「チャウミン」という焼きそばの仲間や、「トゥクパ」という煮込み細うどんのような麺があります。うちの町で手に入るのは、チョウミンの麺です。

最初の頃は、ないものはしょうがないとその麺でラーメンを作っていました。でも何だかブヨブヨしてコシがなく、麺の香りも乏しくて美味しくありません。

スープは本物なのに、麺をかむと「ああ…」と残念な気持ちになってしまいます。やっぱり麺って大事なんですね。
(あ、チョウミンやトゥクパは美味しいですよ。あくまでもラーメンには向いていないという意味です。)

 

どうにかならないかといろいろ調べてみると、パスタでラーメンを作る方法に行き当たりました。
最初はそんなもので中華麺的になるのかなと半信半疑だったのですが、実際にやってみると意外にイケる!

 

パスタを中華麺に近づける裏技

 

ポイントは麺をゆでる時、一緒に重曹を入れること。
中華麺のコシと独特な香りは「かん水」と言われるアルカリ性の水にあると言われています。
茹でるお湯に重曹を加えることで、湯で水がアルカリ性になり、かん水と同じような役割を果たすとのことです。

※重曹はbaking sodaといいます。手に入らなければベーキングパウダーで代用できます。

 

中華麺風パスタの茹で方

①湯を沸かし、塩を入れ、パスタをゆでる準備をする

②湯1リットルにつき大さじ1の重曹を入れる

※重曹を入れると泡がたつので注意してください

③アルデンテの茹で時間+2分茹でる

麺の表面が溶けてくるようで、パスタの特徴であるツルツル感が減り、中華麺のようなモチモチ感がアップします。
加えて重曹を加えると、ラーメンの麺のあの特徴的な香りがして、気分はほぼ中華麺です。

Nolde

ただし、もとはパスタなので、ちぢれはありません。そのあたりは少し物足りないかもしれませんが、海外生活者にとってはそこまで贅沢は言えません。

ちなみにインスタントラーメンに重曹を入れて茹でても、生麺に近い食感になるので、それで食べるのもおすすめです。

 

具はどうする?

通りすがりさん
Q.「具はどうするの?」
サントス
A.「そんなもん、情熱次第じゃ。自分で自作せい!」

具については工夫して好きに作りましょう。
ゆで卵を醤油たれに漬ければ味付け卵が作れますし、豚肉や手作りベーコンを醤油で焼けばけっこう満足のいく具になります。

Tsuke-men

これはつけ麺。味玉・自作ベーコン・野菜をトッピングです。

豚骨ラーメンには自作の紅ショウガが良く合います。

通りすがりさん
Q.「ほかに持って行ったほうがいいものは?」

 

サントス
A.「現地で調達できるもので満足すべし!でもレンゲはあったほうがいいかな」

まとめ

食べ物で苦労することも多い海外生活。創意工夫と妥協でそこそこ満足のいく食生活を楽しみましょう!

最後に私たちが日本にいた時から愛用していたラーメンスープのご紹介です。味は確かなうえに、コスパも良いですよ。一度ぜひお試しください~。

 

 

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