ネパール航空 関空-カトマンズ直航便を早くも減便【ネパール観光ニュース】

2019年8月29日、満を持して関空-カトマンズの直航便を再開したネパール航空ですが、早くも暗雲が立ち込めてきているようです。

 

9月2日付のAviation Nepal誌によると、ネパール航空は新たに再開された大阪へのルートを減便し、火・木・土の週3便のフライトのうち、木曜日のフライトを中止し、当面の間週2便で対応すると発表しました。

理由は搭乗率の少なさ。初便となった29日のカトマンズ発のフライトは定員274名に対して搭乗者は130名。うち実際にチケットを購入した一般旅客の数は90名。占有面積は3分の1以下の残念な出だしとなりました。運用コストを考えると減便するしかなかったという理由のようです。

ネパール航空のコマーシャルディレクターのタンカ・ニディ・ダハル氏は、予約率の低い理由について「乗客はネパール航空が本当に飛ぶかどうか疑問視しており、それが予約に影響を与えた」と述べ、これまでの長年にわたる運航品質の低さによる評判の悪さが搭乗率の低さの原因であると分析しています。

今更ですが、実は関西に在留するネパール人はそれほど多くありません。2018年末の法務省の在留外国人統計によると、関東1都6県に住むネパール人の総数は53,771名。それに対し関西2府4県には5,924名。そもそもネパール人の数に9倍の差があります。もちろん飛行機を利用するのはネパール人帰省客だけではありませんが、関空の直行便にそこまでの需要があるのか疑問が残ります。

とはいえ、ネパール航空は「9月の搭乗率の低さが年間通じて続くわけではない」として、年間通じての搭乗率80%を目標に掲げています。

事実、ネパールは9月後半から観光シーズンに入り、9月から10月にかけてネパールの2つの大きなお祭り(ダサインとティハール)シーズンに入るため、観光客・ネパール人帰省客の需要が増えるのはこれから。事実、9月と10月にはネパールの旅行会社がネパールへの帰省客をターゲットに全2往復のチャーター便を計画しています。

この逆風の中でもネパール航空は、2020年1月から成田への直行便就航も計画しており、今後の巻き返しを狙っています。

2020年には「ビジット・ネパール」というスローガンと共に、200万人の観光客誘致を目標に掲げているネパール。直航便と共に、日本人にとって訪れやすい環境が整備されることが望まれます。

 

 

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