タメルで本格ラーメン&ガーデン【北海道ラーメンハウス in Kathmandu Guest House】

このブログ、ラーメンの登場回数が多いのですが、私サントス別にラーメンマニアという訳ではありません。

とはいえ無性に食べたくなるのがラーメン。私たちは自宅で本格ラーメンを食べるため、日本からスープを持っていっています。

 

海外でもラーメンライフを楽しんでいる私たちですが、最近タメルにラーメン専門店がオープンしたと聞いたので、ものは試しに行ってみました

店の名は「北海道ラーメンハウス」。タメルの『カトマンズゲストハウス』内にあります。

ゲストハウスと聞くと安宿のイメージがありますが、カトマンドゥゲストハウスは、あのビートルズも宿泊したというタメルの名門ホテルです。

 

カトマンドゥゲストハウス

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実は私たち、敷居が高くて今まで足を踏み入れたこともありませんでした。でも、ここはぜひ本格ラーメンを食べよう!と、勇気をだして潜入することにしました。

タメル随一のホテルの中はどうなっているのか? 肝心のラーメンの味はどうなのか?

潜入リポートしたいと思います。

 

カトマンドゥゲストハウスの庭は別世界

カトマンドゥゲストハウスは、タメル中心からやや北西に行った場所、以前ご紹介したパシュミナのお店『Bajra Pshumina Handi Crafts』のほぼ向かいにあります。

 

 

カトマンズゲストハウス内「北海道ラーメンハウス」営業時間11:00- 21:30オーダーストップ(無休)

 

目の前の道は良く通るのですが、ホテルの入り口が黒い鉄のゲートと屈強なセキュリティースタッフで固められているのを見ると、恐れをなしてしまいます。

でも今回はセキュリティースタッフにラーメン屋について話しかけてみると、「多分やってるんじゃないかな」とあやふやな答え。

ゲートを通してもらい、中に入りました。

するとそこには狭いタメルエリアとは思えない長い通路が奥に続いていました。

 

タメルの街の光景とのギャップに気後れしつつ奥に進んでいくとホテルの庭に。

ここは本当にタメルなの?

きれいにライティングされた庭は、広々として美しく、そしてゴミ一つ落ちていません。

 

 

向こうの方からはネパールの民族楽器の演奏が聞こえてきます。生演奏です!

 

画像が荒くて残念…

さすがカトマンズゲストハウス!と興奮気味に写真をパシャパシャしてしまいました。

庭の美しさに見とれて忘れそうになりましたが、私達の目的はラーメンを食べることでした。

 

「北海道ラーメンハウス」の感想

 

庭の奥に目をやると、ありました!日本語で「北海道」の看板が。私達はまっすぐラーメンカウンターに向かったのですが、そこにはメニューはありませんでした。

どうやら店はいわゆるガーデンコート的な作りになっていて、庭にあるテーブル席に腰掛けると、上品なホテルマンがラーメンを含むいろいろなメニューを持ってきて、その中からオーダーするシステムになっています。

ラーメンは豚骨、鶏醤油、担々麺、味噌ベジラーメンの四種類、その他にもサイドメニューがいろいろ揃っています。

 

豚骨と鶏をそれぞれオーダーし、民族音楽を聞きながら待つこと10分。来たのはまさしくラーメン!ネパールで本格ラーメンに対面する瞬間です。

in kathmandu

少々甘めのスープを一口すすると、「あ~、日本のラーメンだ。美味しい!」中華麺の香り漂う麺、半熟卵とメンマとねぎのトッピング、そして豚骨には固めの焼豚、鶏には胸肉の鶏ハムがトッピングされています。日本の味に飢えている身に染み渡る味でした。

スープ飲み干しちゃいました。


個人的にはネパールで食べれるという前提も込みで以下の評価です。

 スープ ★★★★

 麺 ★★★

 チャーシュー ★★


 

「北海道ラーメンハウス」のラーメンは誰が作っているの?

食べ終わったあとは再びカウンターに行って、一人調理を担当しているネパール人の大将?ウペナダラ・リマールさんに話を伺ってみました。

大将は三年半ほど日本に住んで、仙台の学校で言語を勉強した後、群馬のラーメン屋で修行したとのことです。

短い期間ながらかなり流暢な日本語を話されます。実は日本語学校を出たときにはあまり話せなかったけれど、仕事をしながらラーメンと日本語の修行をされたとのことでした。

仕事のあとアパートに帰って、それから毎日1、2時間仕事で使う日本語の勉強をしたとのこと。頭が下がります。

その後家族の問題があってネパールに帰国せざるを得なかったのですが、本当はもっと働きたかったと言っておられました。

 

その後このラーメン屋をオープンさせることになりますが、製麺機や麺を茹でる道具、スープに使うタレなどは日本から運んで来たとのことでした。

流通事情も悪く、日本と同じ材料が手軽に手に入らないネパール。日本の人気店の様な味とはいきませんが、真面目な大将の人柄が忍ばれるラーメンを堪能できました。ごちそうさまでした。

旅の最中、日本の味が恋しくなったらラーメンを味わいに、またタメルの喧騒から離れたくなったときに美しい庭で心を癒やしに、訪れてみてください。

 

 

 

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