遠いネパールまで遥々お越しいただいた旅行者の皆さん、ようこそ!
カトマンズ市内の移動はツーリストであれば、タクシーを使うことが多いと思います。
日本に比べてずっと安くタクシーを使えるのは魅力ですが、カトマンズのタクシーは交渉制。旅行者には高くふっかけられているのも事実です。
面倒な交渉は避けたい、できるだけ安く移動したい方にはマイクロバスをおすすめします‼
今回はマイクロバスの値段、乗り方、乗り場を徹底解説します。
どのくらい安くなるの?
例えば、チトワン・ポカラからツーリストバスでカトマンズに帰ってきた場合、大抵はバラジュという場所で降ろされます。
ここはバスターミナルなどではなく、旅行者の集まるタメルの北端まで約1.5kmほど。歩いていけなくはないけど荷物を持っては辛い、微妙な場所にある大きな交差点です。
バラジュに着くとタクシーが待機しています。タクシーだとバラジュからタメルまで、ネパール語で交渉できても、昼間でRs.300-350 夜ならRs.400-500 取られます。
マイクロバスの乗り場はバラジュの交差点を向こうに渡って、さらに渡ります(徒歩1分)。
そこに来るマイクロバスに乗ってタメルの近くのソーラクッテ、ラインチョール、ジャーマルなどまで行くと、一人たったのRs.15 です。
マイクロバスの乗り心地や注意点は?
ただ、カトマンズ市内のマイクロバスの難点は、めちゃ混みなことです。狭い車内のシートに人数+1人詰め込まれ(つまり、3人がけのシートなら4人)、さらに空いたわずかなスペースに立った乗客が詰め込まれます。
それで、スーツケースを持っているときや、荷物の多い人はやめておくのが無難です。リュックくらいなら大丈夫かな?
マイクロバスに乗る時の注意点
- 手持ちの荷物はしっかりひざに乗せたりして注意を払いましょう。
- リュクは身体の前に持ちましょう。
- マイクロバスの中では財布を開かない方がいいです。
- Rs.20-50の紙幣をズボンやカバンのポケットなどに用意しましょう。
(だいたい30分以内で行けるところなら、運賃はRs.15-20です)
マイクロバスは次から次へとやってきます。なので、座れる席があるのを確認してから乗り込みましょう。
タクシーを使うより、びっくりするくらい交通費が節約できますよ!
どんなふうに乗るの?
カラシと呼ばれる乗務員がマイクロバスから身を乗り出して、そのバスの行き先を早口で連呼しています。
慣れていないとほとんど何を言っているか聞き取れないと思います。
なので、自分の行きたいバス停や地区の名前を伝え
「◯◯ ジャンチャ?(行きますか?)」と、聞きましょう。
合っていれば、乗れと合図してくれます。
合っていなければ、首を横に振ったり合図で教えてくれます。
カトマンズの道の作りを解説
カトマンズ市内には“リングロード”と呼ばれる、リング状の道があります。
リングの内側は都会、外側は郊外になります。
カトマンズ盆地内なら、どこに行くにもタメルの近くからアクセスできます。
タメルから行ける3つの大きなバスターミナル
ラトナパルク
道路沿いにたくさんマイクロバスが止まっているのが、ラトナパルクです。
パタン方面へのマイクロバスはこちらから出発します。タメル方面から来ると、道路を渡ったところです。ラガンケル、ラリトプル行きでしたらパタン方面へ行けます。
バクタプルバスパルク
ラトナパルクの歩道橋をくぐった向こうのバス停です。
ティミ、バクタプル、チャング・ナラヤン、ナガルコットはこちらのバス停から出発します。
プラノ(オールド)バスパルク
こちらはラトナパルクの裏側にたくさんバスやマイクロバスが止まっている、大きなバスターミナルのようのところです。たくさんのバスやマイクロバスが並んでいます。人が乗り込んでいて間もなく出発しそうな車を選びましょう。
プラノ(オールド)バスパルクからは、キルティプル行きのバスが出ています。大きな病院のあるテクなども同じバスで行けます。また、ドゥリケル、パナウティ行きなどもこちらから。
ツーリストエリア・タメルから使える3 つのバス停
実は大きなバスターミナルまで行かなくても、行き先によってはタメルの近くから乗ることもできます。どこにでも行けるわけではありませんがそのバス停を覚えておくと、意外に便利なのでご紹介しますね。
①ソーラクッテ
②ラインチョール linechor
タメルの北側のホテルに泊まっているなら、これらのバス停からラトナパルクやプラノバスパルクまで行くと、歩く距離を節約できます。
③ジャーマル
タメルの南側のホテルに泊まっているならこちらが近いです。
このバス停にはボタナード行きのテンプーも来ます。
日本大使館や、高級スーパーセルウェイズ(Saleways)〔アメリカ大使館の真向かい〕などに行くときには、②ラインチョール③ジャーマル などから行きます。
※その場合②ラインチョールの乗り場は地図で示しているより北側の道沿いに20メートルほど上ったところになります。バスが留まれるように道が凹んでいます。大きめのバス停なので、すぐわかると思います。
まとめ
いかがでしたか?時間や体力に余力があるなら、マイクロバスを使いこなしてみるのも費用を節約できて、旅の思い出のひとつになることでしょう。ぜひトライして見てくださいね。
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