今回私たちは中国国際航空を利用して、カトマンズから東京へ戻って来ました。
このフライトは途中、中国成都で２３時間のトランジットがありました。
２４時間以上の間が空くと「ストップオーバー(途中降機)」となり、滞在という形になるそうなので、今回はぎりぎりトランジットということになります。
このフライトを選んだ理由は２つ。
１つは値段が安い事。
そしてもう一つの理由は、中国国際航空の無料トランジットホテルサービスが利用できること。
このサービスを利用すると、何と無料で空港近くのホテルに１泊できてしまいます。
ホテルでゆっくり休んで体力を蓄えるもよし、プチ観光を楽しむもよし。
私たちはこの無料ホテルに１泊して、成都のパンダ基地でお得に観光も楽しんできました。
成都パンダ基地については別記事でご紹介していますので、ぜひご覧になってください。
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この記事では、とてもお得な中国国際航空のトランジットホテルサービスの利用条件、予約方法、利用の流れ、実際のホテルはどうだった？という情報について詳しくご紹介します。
無料トランジットホテルの利用条件
中国国際航空のホームページを見ると、このサービスの利用条件について書かれています。
以下公式HPからの引用です。
乗継の宿泊条件に合致するお客様は、中国国際航空の提供する乗継宿泊サービスを受ける機会があり、サービス内容には乗継都市のホテルで一泊及び朝食とホテルから空港までの車での送迎が含まれます。
トランジットホテルサービスを提供する都市：北京、成都、上海、杭州、天津、重慶。
上海のみ、ホテルから浦東国際空港までの送迎サービスをご提供しています。なお、虹橋国際空港をご利用の場合は、お客様ご自身でホテルまでの交通手段をお手配いただく必要があります。
上記の都市で乗り継ぎを行う航空券をお持ちのお客様が対象です。また、中国国際航空の乗り継ぎ宿泊条件を満たす必要があります。
ご利用条件
1. 乗継時間について
（1）翌日以降のお乗継：国際線から国際線、国際線から中国国内線、中国国内線から中国国内線へのお乗り継ぎ時間が、6時間以上30時間を超えないこと。
（2）当日の乗継（乗継地点までの便の到着時間と乗継便の出発時間が同日の場合）、最初の便の到着予定時刻が朝8時以前（8時を含む）の場合は、乗り継ぎ時間≥6時間となります。
2. 航空券番号が「999」から始まる乗り継ぎ区間のある航空券であること。
3. 予約クラスがO、I、X、N以外。
※上海乗り継ぎの場合は、国内線乗り継ぎ便のTクラスはご利用いただけません。
4. 乗り継ぎ前後の便名にCAが含まれていること。
5. 乗り継ぎ前後の便の運航会社が中国国際航空、山東航空または深セン航空であること。ただし、乗り継ぎの種類に応じて、以下の表に示す乗り継ぎ前後の便の運航会社に関する条件を満たす必要があります。
－中国国際航空HPから引用
私たちのフライトは、成都乗継で、前後とも中国国際航空。トランジットの時間は２３時間、料率クラスはLだったので、上記の条件を満たしていました。
しかし、注意書きを見ると部屋数には限りがあるので、確実に利用できるというわけではないようです。
トランジットホテルサービスを日本から予約する方法
中国国際航空ホームページには、ホームページやアプリから予約する方法について書かれていますが、どうも公式サイトから購入したチケットでないと予約できないようです。
しかも、アプリを登録するには中国国内の電話番号が必要になります。
なので、公式サイト以外からチケットを購入した場合は電話でサービスの予約する必要があります。
カスタマーサポート電話番号
日本国内コールセンター（日本からのダイヤル：ナビダイヤル） TEL:0570-0-95583 (24時間年中無休)
海外から予約する２つの裏技
しかし、私たちがこのサービスを利用しようとしたとき、困ったことに気づきました。
日本国内のコールセンターの電話番号は0570から始まるナビダイヤル。国際通話やIP電話には対応していません。
なので海外にいる場合にはこの番号にかけることはできません。
では、海外でチケットを取った場合、または海外でホテルのサービスを予約し忘れたことに気付いた場合はどうすればいい？ほかに方法はないの？
色々調べると、海外からトランジットホテルを予約できる２つの方法が見つかりました。
①中国国内の日本語対応コールセンターに電話する
中国のコールセンターでは日本語サービスを行っているので、中国にいる場合、または国際電話が使える場合には、こちらに電話するのが良いようです。
中国国内コールセンター(日本語対応)：
+86-10-95583（中国以外から） 95583（中国から） ※日本語による通話のご希望は日本語選択「５」
②日本の中国国際航空の日本支社に電話する
私は日本の電話番号に電話するためにIP電話のSmarTalkというアプリをインストールしていたのですが、海外の番号に発信をするためには電話を通して事前に国際電話利用設定を変更しなければならないことが分かりました。
しかもその番号も0120のフリーダイヤルなので、IP電話からは利用不可。なんて不便な…
なので①の方法は使えないことが分かりました。
何かよい方法はないかと考えた結果、緊急手段として中国国際航空の日本支社に電話してみることにしました。
日本と中国のコールセンターに電話できない事情を説明して、トランジットホテルを予約したいと伝えたところ、無事にサクッと予約してもらえました。
①の手段が使えない方は、この方法で試してみることをおすすめします。
この方法は正規の方法ではないので、電話番号はここには載せませんが、インターネットで調べれば見つかると思います。m(__)m
成都の無料トランジットホテル宿泊記
予約の際には、「成都の空港に到着したら、まずは中国国際航空のサービスカウンターに行って、搭乗券の半券とパスポートを見せてください」
と言われたので、まずはサービスカウンターを探します。
１F到着ロビーには見当たらず、２F出発ロビーで探しても、他の会社のカウンターしか見当たりません。
結局中国国際航空のチェックインカウンターの２８番がサービスカウンターになっていました。
サービスカウンターには人がいなかったので、他のカウンターの人に呼んでもらいました。
搭乗券とパスポートを見せ、しばらくすると送迎バスの運転手が迎えに来てくれました。
手にはウェルカムボードがあったので、もしかすると直接外に出ても大丈夫だったのかもしれません。
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バスに乗ったのは私たちを含めて４名でした。１０分も走らないうちにホテルに到着
私たちが案内されたのは、Airport First-Class Cabin Large Hotel 。４つ星のなかなか立派なホテルです。
ホテルのレセプションでも半券とパスポートを見せてチェックインします。
その際、明日の空港へ送るバスの時間を提案してくれました。
私たちは朝からパンダ基地へ観光に行くつもりだったので、朝６時発のバスにしてもらいました。
チェックイン後エレベーターで10Fへ
ネパールからやってきた身にとっては、超豪華ホテルに感じられます。
部屋の広さも35 m²と、広々としています。
ちょっとすえた臭いがしましたが、清潔でベッドもふかふか。ドライヤー・電気ケトルなどもあり、設備も充実しています。
こんな立派なホテルが無料で利用できるなんて、とてもお得なサービスです。
ホテルの周りには、レストランや大衆食堂、雑貨店などもあるので、食事も問題ありません
私たちはせっかくなのでホテルの前にある火鍋を堪能しました。美味しかったです
詳しくはこちら…
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この後ホテルで一晩ぐっすり休み、翌日朝から成都パンダ基地に観光に出かけ、午後のフライトで成田へと出発しました。
チケットも比較的安く荷物もたくさん運べるけど、トランジット時間が長いため中国国際航空の利用をためらっている方もいるかもしれません。
しかし！この無料ホテルサービスを利用すると、無料で快適に休めるだけでなく、時間が合えば成都のプチ観光までできてしまうという超お得なフライトに大変身します。
※ただし、このサービスは満室になり次第終了になるので、早めに予約をするようなさってください。私たちは5日前の予約でもホテルが空いていてラッキーでした。
ぜひみなさん、お得なサービスを利用してみてくださいね。
中国国際航空の乗り心地についてはこちらをご覧ください↓↓
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