ネパールの花々 ネパールの景色とともに思い出される7つの花

日本の花といえば、誰が思い浮かべても桜です。

日本の桜の美しさはネパールでも知られていて、日本から戻ると「桜見れたの?」など聞かれることもあります。

ではネパールを代表する花は何でしょうか?

花は風景を作ります。そんな観点で、ネパールの花を思い浮かべてみてください。

今日はネパールの国花をはじめ、ネパールを代表する7つの花をご紹介します。

 

ネパールの花1. シャクナゲ

山の中に咲くシャクナゲ

ネパールの国花はシャクナゲです。ネパール語では、ラリグラスと言います。

素敵な響きですよね。

どちらかと言うとヒマラヤ寄り、トレッキングコースなど寒い地域で見られます

こぴらは日本にいる時、シャクナゲは桜より小さい木で、鮮やかなピンク色のイメージでした。一方、ネパールのシャクナゲは真っ赤で、木も大きいのです。

白いヒマラヤを見ながらトレッキングしていると眼前に現れる、赤い花をたわわに付けたラリグラス。本当に美しく、忘れられない風景を作るのだと思います。

風の旅行社さんのサイトに〝ヒマール+シャクナゲ〟の素敵な写真があります。

風の旅行社

春のネパールはこれを見ないと始まらない!ネパールの春は花咲くシーズン。郊外ではアブラナ畑が黄色く染まり、里山で…

赤いシャクナゲ
ネパールの国花 ラリグラス ネパール人はこの赤が大好きです
everything about nepal さんのインスタグラムも素敵です

ネパールの花2, ジャカランダ

カトマンズに4月に咲くジャカランダ

桜と同じような枝ぶりに、紫色の花をぎっしりと従えるジャカランダ

これはネパールでは、4月のカトマンズで出会える光景です。

私たちは毎年春にカトマンズ入りしていたので、いつもジャカランダに迎えられていたと言っても過言ではありません。

埃っぽいカトマンズの町でも、凛として美しく咲くジャカランダ

いつも独特の貫禄を感じていました。

 

以前、南アフリカを訪れた時にもちょうどジャカランダの季節で、はじめて目にした紫の桜のような花と、紫色に彩られる風景は、日本では見たことのない風景に感銘を受けたのでした。

南アフリカのジャカランダは、オーストラリアからもちこまれたと聞いた記憶があるのですが、カトマンズのジャカランダはどこから来たのでしょうか?

どなたかご存知でしたら、教えてください。

 

everything about nepal さんのインスタグラムも素敵です


ネパールの花3, ハイビスカス

私たちはタライ地方の暑いエリアに住んでいたからかもしれませんが、ネパールといえばハイビスカスです。

灼熱の太陽のもと、涼しげに揺れるハイビスカス。真っ赤というより、優しい色合いの物が多く、涼しげに咲いているのが印象的でした。

 

白いハイビスカスが咲いている
白いハイビスカス
ピンクのハイビスカス
シンプルなピンクのハイビスカス

 

ネパールの花4, プルメリア

ネパールであちこちに咲くプルメリアの花

プルメリアは、こぴらがネパールでいちばん好きな花です。

この花は、新婚旅行で訪れたバリ島やタイのリゾートで、ふんだんに使われていた思い出の花。

ホテルのあちこちに水盤が置かれ、プルメリアの花がプカプカ浮かんでいる。わぁ!キレイキレイと、写真を撮りまくっていました。

何だか楽園の象徴のようで、幸せをもらたす花

ピンクのプレメリア

プルメリアも、タライ地方の私たちが暮らした町でたくさん咲いていました。

時々、花首からポロポロと地面に落ちていると、必ず駆け寄って拾っていました。

一緒に道を歩いていたネパリの女の子の髪に飾ってみたり、時々厚かましくも自分も髪に飾ってみたり(笑)

将来、プルメリアの木を庭に植えたいという夢があります。

とても好きな花なので、こぴらのハンドメイドショップ【Share*Kopila】のショップイメージにも使っています。

 

ネパールの花5, ヒマラヤ桜

 

日本のソメイヨシノのルーツと言われるヒマラヤ桜。

ネパールのカトマンズ~ポカラのハイウェイ沿いや、ヒマラヤに近い町に咲いています。

誰かが植えたというより、自生しています。

不思議なことに秋に咲きますが、風情は日本の桜そのものです。

こぴらはほっそりと小ぶりな樹形のものしか見たことがありませんが、立派な老木もあるのでしょうか?

日々のネパールさんのこちらの記事ではヒマラヤ桜とラリグラスの現地の様子が紹介されています。

カトマンズ在住日本人が、日々見たこと・感じたことを発信。…

ネパールの花6,マリーゴールド

マリーゴールのが咲く玄関

ネパール人が〝プジャ〟というお供えや崇拝に使うのが、マリーゴールドです。

ヒンズー教の寺院の周りにも咲いていたり、飾られています。オレンジや黄色が基調の寺院に、さらにオレンジのお花。

なんとも独特な雰囲気です。

オーストラリアに移住した友人によると、ネパール人を探したいときには、家のベランダや玄関でマリーゴールドを育てている家を探すそうです。

たいていはネパール人が住んでいるそうです。

 

 

ネパールの花7,菜の花

in nepal

ネパールの特にタライ地方には、かなりの面積の菜の花畑が広がっています。

冬のタライ地方は、クイロと言って毎朝深い霧が立ち込めます。

その霧の湿度をたっぷり含んだネパールの菜の花は、乾いた感じがなく、繊細でとても美しいのです。

何十分眺めても飽きない美しい菜の花畑。冬にネパールを訪れたなら、せひ見て頂きたい光景です。

関連記事

世界の絶景を見て回りたい…。 そんな夢を抱いている人は、少なくないと思います。 美しい景色を自分の目で見たときの感動は、何とも表現できないですね。 人生のハイライトのようにも感じます。   2017年[…]

in nepal

 

まとめ

 

今日はネパールで見られる美しい花々をご紹介しました。

私たちはタライ地方に住んでいたので、山のほうに住む人に聞くとまた違う花の名前が返ってくるかもしれません。

いずれにしても、世界中どの場所にもその土地に合った美しい花が咲く宝石のような地球。

こんな稀有な星に生まれた幸せを感じますね。

実はネパールには、こぴらが足を踏み入れたことの無い山岳地帯にも、有名なヒマラヤの青いケシをはじめ、高山植物が咲き誇る山野草の宝庫もあります。

そんな景色もいつか見てみたいと、夢はふくらみます。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ネパール情報へ
にほんブログ村

この記事が良かった方、役立った方はぽちっと応援お願いします↓↓↓

この記事が気に入ったらいいね!してね♡