中国国際航空搭乗機 【カトマンズ→成都→成田】 荷物・機内食・サービスは?

海外生活をしていると、度々日本との往復をすることになります。
私たちはその都度、荷物の量と相談しながら安い航空会社を利用しているのですが、
タイ航空・マレーシア航空・タイライオン航空・マリンドエア・エアアジア・中国東方航空・キャセイパシフィック・ジェットスター・・・
なぜか毎回違う会社を利用しています。

マイレージのためには同じグループを使うのがいいのはわかっているのですが、時期によって値段がかなり違うので、安さを優先させるとバラバラになってしまうんですよね。

今回私たちが選んだフライトは「中国国際航空」。
以前から乗ってみたかったエアラインです。

今回カトマンズ→成都→成田と飛んできましたので、機材・預入荷物・サービス・機内食等レビューしたいと思います。

 

今回のフライトスケジュール

CA438 カトマンズ(10:40)→成都(16:10) フライト時間3:15 エアバスA319
<<トランジット23:00>>
CA459 成都(15:10)→カトマンズ(21:00) フライト時間4:50 エアバスA320

中国国際航空の機内持ち込み手荷物・受託手荷物

中国国際航空の荷物の規定は次の通りです。

手荷物 55×40×20cm 5kgまで 1個/人
預入荷物 23kg 2個/人

今回私たちはスーツケース3個、リュック1個を預けました。
各個23kg以内でなくても、2個の合計が46kgを超えていなければおそらく問題なく預けられると思います。少なくとも私たちの場合は問題ありませんでした。

また、手荷物の規定は手回り品のみ5kgと厳しいのですが、カトマンズでも成都でも特に確認されることはありませんでした。
実際機内を見てみると55cm × 40cm × 25cmの機内持ち込みサイズのスーツケースも普通に持ち込まれていたので、それほどシビアに考える必要はなさそうに感じました
(全ての空港・フライトがそうだとは限りませんので、あくまでも今回の体験談としてとらえてください)

トリブバン空港でも成都空港でもチェックインカウンターで、受託手荷物(預入荷物)にリチウム電池(携帯やPCの予備バッテリーやモバイルバッテリーなど)が入っていないか尋ねられました。

規定を見ると機内に持ち込む手荷物としては、100wh以下は無制限、100-160whのバッテリーは2個まで許可があれば機内に持ち込めるとのことです。

最近ではどの国の航空会社も預入荷物に電池を入れることに厳しくなっているようです。
理由は、「もし発火・爆発したら消火できない」ため。
確かに上空でそんなことになったら命にかかわるので、預入できないのも納得です。

中国は特に厳しくチェックしている、もしスーツケースに入れて預けてしまったり、機内に持ち込むにも容量が書いていないバッテリーは没収されることもあると聞きましたので、注意してください。

ノートパソコンに関しては、スーツケースに入れて預けても問題はありませんでした。とはいえ、念のため機内持ち込みするのが安心なようです。

 

カトマンズ→成都 CA438

borading

シート

トリブバン空港にはボーディングブリッジの設備がないので、すべての乗客はバスに乗り飛行機まで行き、タラップで乗り込みます。
今回の機材エアバスA319はA320を短くした小型ジェットです。中国国際航空の座席数は128席。実際見ると『小っちゃ』と感じます。

シートピッチも狭く、お世辞にも快適とは言えない広さですが、長いフライトでもないので我慢できなくはないかと思います。
座席モニターもなく、2~3列に1個の小さなモニターしかないので、フライト中のエンターテインメントには期待できません。
ブランケットやクッション等の備えも何もありません。ただ座るだけ。

機内食 まさかの「〇〇〇or◇◇◇」

機体は簡素ですが、機内食はなかなか充実していました。
機内食が運ばれる前に、飲み物が配られます。
オレンジジュースやトマトジュース・コーラ・頼めばビールももらえます。

beer

その後機内食がサービスされるのですが、その時初めての単語を聞いてびっくりしました。
普通機内食は「ビーフorチキン」とか、「チキンorフィッシュ」から選ぶのが一般的。

しかしCAさんの口から出たのは「チキンorダック」!

一瞬何のことか分からずにきょとんとしていると、CAさんは手でアヒルのくちばしの身振りをして教えてくれます。
あまりの珍しさに二人ともダックをオーダー。
カレー風味のアヒルの炒め物に加えて、カモのローストが乗ったサラダも提供され、なかなか豪華な機内食です。

味はなかなか美味しく満足です。

機内食の後に再びドリンクのサービス。今度は最初にはなかったワインボトルもカートに乗っています。
カモのローストがあるので、今度は二人とも赤ワインをオーダー。中国産なのかどうかまでわかりませんでしたが、ワインも渋みのある美味しいワインでした。

同じ中華系航空会社でも、以前乗った中国東方航空とは大違いの機内食に大満足でした。

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中国成都双流国際空港 第一ターミナル案内

in china

トランジットホテルサービス

定刻通り双流国際空港第一ターミナルに到着。今回23時間のトランジットなのでホテルに1泊です。

中国国際航空では、6時間以上30時間以内のトランジットの場合、無料のホテルを提供してくれるサービスがあります。
今回私たちはこのサービスを利用して無料で1泊し、おまけにパンダ基地観光までしてきました。

詳しくは別記事をご覧ください。

荷物預かりサービス

中国国際航空のフライトの一つの欠点は、長時間トランジットになるのでスルーバゲージができないこと。
荷物は全て一旦受け取って、翌日のチェックイン時に預けなければなりません。
以前中国東方航空を利用した時もそうだったのですが、これがなかなか時間と体力を削られるのです。

ホテルに泊まるだけならバスでホテルまでもっていけば良いのですが、私たちは翌日午前を利用して「パンダ基地」の観光をする予定を立てていたので、空港で荷物を預けることにしました。
第1ターミナルの荷物預かりサービスは、2階出発ロビーの6番口近くにあります
「行李寄存」と書いてあるのが目印です。

料金は158cmサイズのスーツケースで1個28元/24時間と書かれています。私たちは大きめのスーツケース2個、小さなスーツケース1個を20時間預けてトータル68元(約1050円)でした。

sign
料金表です。

カウンターで個数と翌日のフライトを伝えると、荷物をセキュリティの機械に通した後、カウンター奥で預かってくれます。

第一ターミナルチェックインカウンター

第1ターミナル向かって右側が中国国際航空のチェックインカウンターになります。

荷物預かりとは反対側になるので、注意してください。

check in counter

成都→羽田 CA459

Air China

翌日のフライトは15:10分成都発、21:00成田着です。同じボーディングゲートを利用するはずだった四川航空が天候不良のために遅延になったので、搭乗時間が少し早まりました。
機材はエアバスA320。前日のA319よりは少し大きめな機体でしたが、シートピッチなどは同様で、LCC並みの狭さでした。
座席モニターもなかったのは前日と同じだったのですが、一つ違ったのはブランケットとクッションが各席にセットされていたこと。

機内サービスも前日同様ドリンク→機内食→ドリンク
前日同様ビールとワインをいただきました。

機内食は今度は定番の「チキンorフィッシュ」

fish meal

こちらがフィッシュ。中華風の炒め物の味付けで、これまた美味しくいただきました。

前日と同じく鴨のローストもついていますが、下に敷いてあるのが春雨だったことに中国を感じました。
前日と違うもう一つの点は、ケーキがついていたこと。
これもなかなか美味しかったです。

成田には定刻より少し早く到着。荷物もスムーズに出てきて、税関に用があったのでそこで15分くらい時間が取られたのですが、その時間を含めても40分後には空港から出ることができました。

中国国際航空を利用した感想

以前中国東方航空を利用した時に、結構大変な思いをしたので今回はどうだろうと心配していたのですが、
中国国際航空、なかなかよかったです。

メリット

安い運賃、短めのフライト時間、たくさんの荷物を運べる、充実した機内食

無料トランジットホテルサービス+ついでに観光もできる

デメリット

長時間トランジット、荷物を一旦受取りってまた預けなおさなければならない

 

中国にお出かけの際、または中国を経由してほかの国に行く時に、ちょっと時間に余裕があるならおすすめできる航空会社です。

このブログでは成都で食べられるおすすめ料理無料トランジットホテルサービストランジットでできる観光情報も紹介しているので、併せてお読みください。

 

 

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