ネパール人の友人ウサさんから習った“ネパール料理講座”。
第4回目は、『バンダのアチャール』です。
アチャールとはネパール料理のなかで、漬物のようなジャンルになります。
主役ではないけれどアクセントになり、ダルバートを格上げしてくれる…そんな存在です。
一般的にはアチャールと言えば、生のトマトと生の唐辛子をすりつぶしたものが、良く添えられています。とはいえ、このアチャールもレパートリーが広く、今日のダルバートのアチャールは何か?ドキドキするのです。
そのアチャールの中でも、バンダ(キャベツ)を使ったものが、サラダのようで美味しくこぴらのベスト3アチャールに入ります。
日本の食卓にも良く合うと思いますし、カレーに添えるサラダにもおすすめな、サラダ感覚で食べれるバンダ(キャベツ)のアチャールを今日は紹介します。
バンダ(キャベツ)のアチャール 作り方
材料 6人分くらい
バンダ(キャベツ) 4分の1個
カンクロー(きゅうり) 500㌘
ジャガイモ 大4つ(日本の物なら2-3個)
クルサニ(生の青唐辛子)小4つ(日本ではしし唐辛子で代用なら1~2本)
ピャーズ(玉ねぎ)1個半(日本の物なら半分くらい、紫玉ねぎがおすすめ)
トマト 2個(70グラム)
カガティ(レモン) 3-4個(日本の物なら1個)
生ダニヤ(生パクチー)お好みで数本から十数本
黑ティル(黒ごま) 30~40㌘
トリコテール 大さじ4(なければオリーブオイルやサラダ油でも)
※塩1、メティ(フェヌグリーク)小さじ4分の1、べサール(ターメリック)小さじ1弱、ジラ(クミンシード) 2つかみ
作り方
①アル(じゃがいも)を洗って、大きければ半分に切り、300ccの水を入れてクッキングプレッシャーで7-8分茹でる。レンジでチンでもOKです。
②バンダ(きゃべつ)を洗って大きめの千切りにする。
③ピャーズ(玉ねぎ)は繊維にそってを薄切り、トマトを細切りにする。
④①のゆでたじゃがいもは皮を除いて1センチ角に切り、カーンクロー(きゅうり)もその位に切る。
クルサニ(生の青唐辛子)を細く輪切りに切る。
⑤切ったものを順々に大きなボールにいれる。
⑥トリコテールを熱して、※を加えて、香り油を作る。
⑦アツアツの⑥香り油を⑤に加えて木べらで混ぜて、手でじゃがいもを潰しながらさらに混ぜる。
⑧空のフライパンで炒った黒ごまも加える。
⑨生ダニヤ(生パクチー)を刻んだものを混ぜる。
⑩最後にレモンを搾ってさらに混ぜて味を整え、器に盛る。
バンダ(キャベツ)のアチャールを食べてみる!
うーん、やっぱり美味しい!スパイスも効いているけど、レモンの酸味がさわやかでいくらでも食べれる!
ネパール料理、エスニック料理に挑戦してみたい人はもちろん、少し変わった夏向けのサラダを作りたい人にもおススメです。
このアチャールは栄養バランスもよく、ボリュームもあるので、唐揚げやアジフライにこのサラダがあれば、1食完成します。みなさんもぜひトライしてみてくださいね。
スパイスを買うならこちらのセットがおすすめ
ネパール料理に欠かせないスパイス。わりと、どのお料理も使うスパイスは同じです。一度そろえてしまえば、いろいろなネパール料理に挑戦できますよ。
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